ボルシチ

ボルシチとは
「ボルシチ」は、ロシア料理の代表格の1つ。
とても鮮やかな色をした煮込みスープです。
こちらでは、ボルシチという料理についてご紹介したいと思います。
入れる具材を選ばない
ボルシチは、玉ねぎやニンジン、キャベツ、炒めた牛肉をじっくり煮込んで作られる、ボリュームたっぷりのスープです。
日本のお味噌汁のように、中に入れる具は特に決まっていません。
そのため、各家庭で自由にアレンジされ食べられています。
いくつもの野菜やスパイスを加えて作ったり、ハムやソーセージなどの加工肉を入れたり、あるいは全くお肉を使わず、大きな具材を大胆に煮込んだりすることもあります。
実はウクライナ料理だった
ボルシチはロシア料理としてお馴染みですが、実はウクライナの郷土料理です。
ウクライナでは古くから穀倉地帯が広がっており、美味しい食べ物に恵まれていたことから、ロシア人にとっては憧れの存在でした。
19世紀前後にボルシチがロシアへと伝わり、家庭料理として定着していきました。
火にかけている間に暖をとれる煮込み料理は、寒さの厳しいロシアですんなりと受け入れられたようです。
今ではロシア全土で食べられているため、ボルシチがロシア料理であるという認識が人々の間で広まっています。
鮮やかな色の正体は「ビーツ」
ところで、ボルシチの燃えるような色合いはどこから来ているのでしょうか。
これは「ビーツ」と呼ばれる野菜の色です。サトウダイコンの仲間であるビーツは、ボルシチに欠かせない材料。
栄養価も高く、スープを真っ赤な色素で染め上げ、やさしい甘味と酸味を生み出します。
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